「がんの予防と治療には Part 2」
前回はビタミンCの抗がん効果について紹介しました。
今回もまずは高濃度ビタミンC点滴の効果を示す最近の論文をいくつか紹介しましょう。
2017年にNature誌に掲載された論文では白血病においてビタミンCが造血幹細胞に蓄積して白血病の発生を抑制することが示されています。(※1)
白血病ではTET2遺伝子の機能が喪失し、造血幹細胞の異常増殖が起こるのですが、それを防ぐことがわかりました。
ビタミンCによるTRT2遺伝子の正常化も観察されています。(※2)
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