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伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』
第367号2020.1.28配信分
●武漢と聞いて、まず日産の名が思い浮かんだ私は変か?
新型コロナウィルス関連のニュースが注目を集めている。最新の報道によれば、本
日(1月28日)16時頃に、国立感染症研究所より、今般の新型コロナウィルスに関連
した感染症の症例の報告があったという。詳しくは厚生労働省のホームページmhlw.g
o.jpを参照願いたいが、以下抜粋。
患者は、奈良県在住のツアー客を乗せるバスの運転手男性(60代)。去る1月8~11日
と12~16日の二度に渡りに中国湖北省武漢市からのツアー客を、運転手としてバスに
乗せた。症状・経過は、1月14日に悪寒・咳・関節痛があり、17日に奈良県内の医療
機関を受診。各種検査異常無く経過観察。保健所に連絡。22日に関節痛あり、咳症状
増悪。25日再度受診し、医療機関から保健所に相談し、胸部レントゲン検査により両
側下肺野に所見を認めたため、調整の上、奈良県内の医療機関に入院。同26日に検体
を送付した。
当該患者は中国への渡航歴はないということで、運転中のバス内で感染したことが
疑われている、という。たしか国内での感染例はこれで2例目だったと思う。武漢へ
の渡航者が罹患していると夕方のTVニュースで報告されたのを見た。
正直なところ、かつてのサーズ(SARS-CoV:重症急性呼吸器症候群コロナウィルス)
やマーズ(MERS-CoV:中東急性呼吸器症候群コロナウィルス) 騒動がそうだったように
一過性の事態であり、交通手段の発達によるパンデミック(Pandemic:世界的な規模で
の爆発的な流行)が危惧されることには懐疑的でいた。フリージャーナリズムに対す
る距離感のある中国発の報道ということもあって斜に構えざるを得ないものがあった
が、より正確な情報を得る努力は必要のようである。
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