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<1048号:新春最終:世界の株価は、どんなバブルか?>
2020年2月29日:バブルの形成と崩壊の様態
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著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治
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はや1月も末です。新春の最終号をお届けします。2020年1月の世界の株価は、20日から、下がる短期傾向を見せながらも、年間では、18%~20%上昇の長期トレンド上にあります。世界の時価総額の、およそ50%は米国株(37兆ドル:4000兆円)です。
【世界の株の中心はNYダウ】
世界の株の中心にあるのはNYダウです。本稿では、世界の株価を決めている米国株は、(1)バブル株価かどうか、(2)どの程度のバブルか。(3)2020年、21年の推移は、マネーの流れから、どう予想できるかを書きます。
NYダウに連れて動く、東証の時価総額は、約650兆円です。米国のわずか16%。売買は1日2兆円へと約5000億円減っています。投資家は米国株に、日本株の6.1倍の高い評価を与えています。
2007年から始まり2008年9月に発現したリーマン危機のあと、3.5倍に上がっている株価に対して、米国の株式投資家のほぼ80%は「株価は確かに高い。しかしバブルではない」と認識しているでしょう。
その認識こそが、バブルを作ります。上がり続けてきた株価に対して、バブルとは認識されず、高いとは思われながらも買いが多いことが、バブルの原因です。
【人間には未来のデータはない】
人間には過去のデータしかない。われわれは、過去からの延長上に未来を想定します。ここから、「上がってきたから上がる」、逆に「下がってきたから下がる」という予想が多数派になるのでしょう。
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