第456号
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岩上安身のIWJ特報!
電機産業は崩壊!? 凋落する日本のものづくり!
岩上安身による『「空洞化」と「属国化」~日本経済グローバル化の顛末』著者
名古屋経済大学・坂本雅子名誉教授インタビュー
(その14)
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(その13)の続き
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◆属国化への道程〜NAFTA型投資・自由協定「TPP」(3)ラチェット原則とISDS
条項――規制撤廃を通じて一度外国企業に市場を開放したら最後、国民の権利を
犠牲にしても、もはや後戻りできない。そうしようものなら、企業が国家を訴え
て巨額の賠償金を支払わされるという、国家主権を蹂躙する規定◆
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坂本氏「次に、関税撤廃ですね。関税撤廃と聞くと、例えばアメリカの製品を日
本に輸出したいとか、グローバル企業の母国の商品を他の国に輸出するために関
税を開かせて、という風にイメージしがちですが、実はそういう話ではありませ
ん。
例えば、すでに話題になった工場の海外移転。スマホの製造であれば日本に中
枢部品の工場を持っていて、中国の組立て工場にそれを輸出するとか、自動車で
あればタイの組立て工場に日本の中枢部品をやるとか。もっとひどいのは、低位
の部品はインドから全部輸入して、それを組み立てるだけとか。
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