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津田大介の「メディアの現場」
2020.1.24(vol.380/part1)
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──Don't lose your temper──
みなさん、こんにちは。津田大介です。
あいちトリエンナーレの大炎上を経てもうああいうイベントをプロデュースするよ
うな仕事は二度と来ないかなと思っていたのですが、あるパブリックセクターに近
い機関から「キュレーションやってくれ」という依頼がきまして、いろいろ悩みま
したが引き受けることにしました。
今年7月ごろ東京で開催される展覧会です。時間もないので、テーマに沿って新作を
がっつりつくってみたいなことはできないでしょうが、僕っぽいテーマで、面白い
作品を集めて、パネルディスカッションなどのコーディネートをすることになりそ
うです。
そのへんの話を年末に依頼してきた機関としてきたんですが、なんでも某文化助成
金団体に助成の申請をするので、年内に話をしたいということだったんですね。そ
れ聞いた僕はビックリして「えっ、去年かなりいろいろやらかしたので、助成金申
請するのに僕の名前あったら大問題になりますよ! 大丈夫ですか?」と言ったら
「もちろん知ってます。というか、あの騒動があったからこそ津田さんにお願いした
い、お願いしなければと思ったんです」と言っていただきました。「捨てる神あれ
ば拾う神あり」だなぁと思いました。
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