1月に年金額の改定の発表がされましたが、年金額だけでなく国民年金保険料も今年4月から変更されます。
令和元年度は16,410円でしたが、令和2年度は130円アップの16,540円、そして令和3年度は更に70円アップの16,610円です。
なんか…もう保険料の額は上限であるっていう話がされてるのに、どういうわけが普通に毎年変わってますよね^^;
しかも保険料上昇傾向。
この秘密をキチンと知ってもらう事が重要です。
まずですね、国民年金保険料というのは平成16年改正の時に上限である16,900円としました。
この16,900円というのは「法定額」と呼ばれます。
これに「改定率」といって、前年の物価変動率や賃金変動率を加味しながら国民年金保険料を変更していくのです。
平成10年4月から平成17年3月までは大手金融機関の三洋証券、北海道拓殖銀行、山一證券などが破綻した金融不況の影響で13,300円にずっと凍結されていたんですが、平成17年4月から280円ずつ法定額が上がる事になりました。
毎年280円ずつ上げながら16,900円の上限法定額にもっていってたわけですね。
なぜ上限額を決めたかというと少子高齢化で一体どこまで保険料が上がるのかわからなくて、みんな不安になってきたから、ちゃんと数字でここまで上がります!って示す必要があった。
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