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中国クライシス全開、新型ウイルスが引き金で信用破綻の恐れ、ここ半年間の動向が命運握る

勝又壽良の経済時評
  • 2020/02/06
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ウイルス発症の裏に低医療費 野生動物を食する文化が仇に 米が中国経済回復のカギ握る アジアの「病人」に成下がる 中国は、武漢を発症地とする新型コロナウイルスによって、その脆弱性がすべてむき出しになった。GDPは世界2位でも、1人当り名目GDPは昨年、ようやく1万ドル台に乗ったばかりだ。ここで一気呵成に成長路線を歩むのか、と言えば絶望的である。この1万ドル台に乗るまでに、不動産バブルという「ロケット」で押し上げられたからである。 バブルは所詮、バブルである。バブルが「泡」である以上、いつかは消え去る運命である。中国は、これが永遠に続くものと誤解している。足元を固めずに「前へ前へ」とのめり込んで来たのだ。そのフラフラになっている足元に起こったのが、今回の新型コロナウイルス発症である。起こるべくして起こった事件である。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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