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48回 無責任な「教育関係者」

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
『心の強い男の子の育て方―10歳までに知っておきたい!』(学研パブリッシング)の改訂版が出るというので、Amazonの書評を見ていたら、こういうものがあった。 「私は教育関係者ですが、本当に心の強い男の子たちは、勉強、スポーツ、特に秀でてなくても、そんなことに全く関係なく自己肯定感強いです。家族にめいっぱい愛され、幸せな大人に成長しています。」  本当にこの教育関係者は、彼らが幸せな大人になるところまでフォローしているのだろうか? 確かに、幸せになった人は、先生に報告に行くだろうが、そのサンプルだけをみて判断しているとすれば恐ろしく甘い ちゃんと自分の教え子がどういう人生経路をたどっているかフォローしている教育関係者は恐ろしく少ないと私は見ている。 確かに、子どもというのは、もともとは自己肯定感は高い。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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