石川ともひろの永田町早読み!
/ 2020年2月9日発行 /Vol. 387
◆「親中=反日」と考えるのは間違いです!
カンボジアの大使に旧知の三上正裕さんが昨年9月に就任した。
小沢一郎事務所の秘書時代から存じ上げている方である。 三上さんはカンボジアへ出発する前、香織代議士の議員会館にわざわざご挨拶に来ていただいた。 三上さんが大使の間に一度、カンボジアを訪問したいと思い、昨年末から計画していた。
カンボジアに行く話を宴席の場で高校の先輩に伝えたら、「石川さん、実は今、カンボジアに投資しているから、行くなら一緒に行こうか?」ということになり、さらに同じく高校の先輩で私の札幌後援会長の弁護士さんとイオンの役員の方と4人でカンボジアに行くことになった。
新型肺炎が大流行し「カンボジアに行けるのか?」と思われたが、何とか無事に向かうことができた。 大使館公邸で三上大使からカンボジアの情勢についてお聞きしていたら、度肝を抜かれた。
>>世界各国・地域が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、入国や渡航の制限など対策強化に動く中、巨大経済圏構想「一帯一路」などを通じ中国との関係を深める国では露骨に中国に配慮する姿勢も目立っている。 東南アジアで中国寄りの姿勢を鮮明にするのが、中国の支援で7%近い経済成長を続けるカンボジアだ。 フン・セン首相は1月30日、「中国で就労したり就学したりしているカンボジア人は中国に残り、中国人とともに病気(新型肺炎)と闘わなくてはならない」として、自国民を運ぶチャーター便などを飛ばす予定はないことを強調した。 (産経ニュースより抜粋)
日本の閣僚がこんなこと言ったら、即更迭そして議員辞職だろう。 三上大使の話では、フン・セン首相は自分自身も中国・武漢まで行こうとして中国政府に止められたという。 少しボケているのかと日本人なら思ってしまう。 だが……
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)