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403回「武漢肺炎で危機的な韓国製造業。国内の工場中断。中国への輸出も激減」

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)
  • 2020/02/09
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今のところ、武漢肺炎で大きな影響を受けているのは韓国の観光・航空と自動車の生産工場となっている。特にこの「ワイヤーハーネス」というのがキーとなっており、一体、これは何なのかを調べておいた。ワイヤーハーネスというのは電源供給や信号通信に用いられる複数の電線を束にして集合部品のこと。自動車の車内廃線、多くの電気配線を必要な機械装置で使われるそうだ。 しかも、このワイヤーハーネスは生産する車ごとの特注品であって、すぐに他のワイヤーハーネスを使うなんていうことはできないようだ。つまり、オーダーメイドなので、韓国の自動車工場はワイヤーハーネスの在庫が尽きたら、それ以上、何もできないことになって中断を余儀なくされた。 代替品が効かないので、奇跡的に中国の工場が稼働し、ワイヤーハーネスを生産して、韓国に運ばれるまで生産は不可能ということだ。それははっきりいって絶望的だ。なぜか、韓国は10日から、中国の工場は稼働するとか甘い見通しがあるのだが、稼働したところで、春節明けでフル生産はできないだろう。

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  • 2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)
  • 数年ごとに起きるデフォルト危機。輸出依存が96%という恐ろしい経済構造。ヘッジファンドに玩具にされる韓国市場。THAAD配備で米中と蝙蝠外交を続ける文在寅政権。日韓慰安婦合意もそのうち破棄される!? 中国の属国化へと突き進む2017年。並行してスタグフと失業率増加に悩まされる現実。そして、1400兆ウォンを超え、雪だるま式に膨らむ家計債務の恐るべき実態。管理人は家計債務危機で2020年に韓国経済が破綻すると予想している。 韓国経済の真の問題点とは何なのか?投資、ビジネス、教養、雑談ネタにも最適な、最も韓国経済の実情を知ることが出来るメルマガ。
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