今のところ、武漢肺炎で大きな影響を受けているのは韓国の観光・航空と自動車の生産工場となっている。特にこの「ワイヤーハーネス」というのがキーとなっており、一体、これは何なのかを調べておいた。ワイヤーハーネスというのは電源供給や信号通信に用いられる複数の電線を束にして集合部品のこと。自動車の車内廃線、多くの電気配線を必要な機械装置で使われるそうだ。
しかも、このワイヤーハーネスは生産する車ごとの特注品であって、すぐに他のワイヤーハーネスを使うなんていうことはできないようだ。つまり、オーダーメイドなので、韓国の自動車工場はワイヤーハーネスの在庫が尽きたら、それ以上、何もできないことになって中断を余儀なくされた。
代替品が効かないので、奇跡的に中国の工場が稼働し、ワイヤーハーネスを生産して、韓国に運ばれるまで生産は不可能ということだ。それははっきりいって絶望的だ。なぜか、韓国は10日から、中国の工場は稼働するとか甘い見通しがあるのだが、稼働したところで、春節明けでフル生産はできないだろう。
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