1. コラム「タカオカ的ナウい日常」
─ バブル世代の生き残りが日々の生活の中で面白いと思ったモノやコトを独断で綴っていくコラムです。イマドキとは微妙にズレてる観点を前面に出していきたいと。それでは「おじさんLINE」全開で語っていきます!
Vol.52 : 『テレビってやっぱり怖いですね』
ここのところテレビをつけると誰かの不倫の話ばかりをしていて食傷気味の高岳です苦笑
で、あらためてびっくりするのがテレビというメディアの影響力。
画面の中に玉石混交ないろんな人が登場して、事実や真実の検証もそこそこに、それこそ好き放題にコメントし、それが放映されて、拡散されて、また放映されて…の繰り返し。
これ、ネットの掲示板の落書きよりある意味タチが悪いかもとガクガク震えてしまう次第です。
僕も仕事の関係でメディアの方に取材して戴くことはあります。
ただ、記者発表の様子などをニュースで取り上げて戴く場合を除いて、これまで頑なにテレビだけはお断りしているのは、このような尾ひれのついたちょっと歪つな情報が拡散するのを恐れてであります。(そこに悪意がないとしても)
もっとも決してテレビというメディアに否定的なわけではありません。
むしろ、いまだにネットを含む他の媒体と比べて、情報がリーチする広さや、やり方によっての内容の浸透度が、別格に強力だと考えています。
即ち、出る方も出す方もお互いしっかり企画意図に合意して、正確かつ視聴者の興味を引く内容にできるかがどうかか肝要かと。
そう考えると、視聴者の興味を引くことが最優先されるであろうバラエティやワイドショーはやはり難易度高いなぁと。ホリエモンとかハート強いなぁとw
蛇足ながら、今回のような個人のプライベートをテレビでやいのやいの言うことに対してテレビの中の人からも批判が上がっているようです。
でも、対象となるその個人が、もしも普段からテレビに出ることを生業としているならば、ましてやプライベートに関しても普段は取材の対象としているならば、「これについては嫌なことだから報道しないで」というわけにもいかないのかな、と。
ところで「不倫」というテーマ?は面白いものですね。
面白いっていうのはそのことの良し悪しという意味ではなく。
例えばドラマや映画になれば視聴者をドキドキさせるし、小説になれば読者を切なくもする。
そして現実に起これば今回のように周囲の怒りを買ったりする。
場面に応じてこんなに反応が変わっていくテーマも珍しいんじゃないでしょうか。
そしてもしも見つからなければ…
秘めごとは秘めているからこそ良いのかもですね。
2. メイン「銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ」
─ 日本で唯一の数奇なキャリアを歩んできた筆者が、実際に見て、聞いて、体験した「ここだけ」の話の数々。単なるゴシップに終ることなく、それぞれの会社への愛情を込めて、皆さんのお役に立てるお話を綴れればと。
『スタートアップの腹の括り方』
前号でちょうどキャッシュレスの話をしていたところに業界を揺るがす大きなニュースが入ってきました。
メルカリへのオリガミ売却価格は1株1円、事実上の経営破綻で社員9割リストラ
こちらのニュースが衝撃的だったのは、当初はメリペイとオリガミペイが合併してPayPayとLINE Payに対する第三極を作っていくという「キャッシュレス戦争」的なトーンだったのが、日を追って上掲の記事のごとくオリガミの事実上の破綻とリストラという「期待のスタートアップの消滅」的なトーン(そしておそらくそれが真実)に変わっていったからです。
実際、つい昨年末までオリガミの企業価値はなんと417億円とされていました。
未上場スタートアップ上位20社、企業価値計1兆円超え
たったの数ヶ月で400億円以上の価値が吹き飛び、株価が1円で買収される。。。
そんなことあり得るでしょうか?
常識的にはあり得ませんよね?
そう、ここにはスタートアップならではの非常識があるのです。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)