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<1051号:新型コロナウイルスが経済ショックになった>
2020年2月12日:株価は回復、期待経済成長率はマイナスへ
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著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治
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新型コロナウイルスへの感染が、中国の全域と、アジアに広がっています。WHO(世界保健機構)が平均で12.5日とした潜伏期に人に移ることもあることが、厄介な点です。
香港大学によれば、無症状者からの感染が、症状がある人からの感染より多いという。無症状者の発見は困難です。中国では、潜伏期間はWHOの2倍の25日としている医療機関もあります。1月23日の武漢の閉鎖は、遅すぎたようです。
症状のある感染者数は、中国全土では4万人を超え、マイナスの影響を受ける企業が増えています(2月11日)。日本の感染はクルーズ船を含むと96人です。
なお、わが国の報道は少ないのですが、米国では、2019年末から20年のインフルエンザ患者が2000万人に増え入院数が18万人、死者数が1万人を超えています(1月25日までの1週間で患者は400万人増加:1日平均57万人が発症)。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55312830W0A200C2000000/
これは過去最悪であり、すでに巨大地震以上の死者数です。終息に向かうには、あと2か月くらいかかるでしょう。終息期が予想できるのは、インフルエンザは新型コロナとは違い気温に左右されるからです。
類似のうつり方をするはずの、米国のインフルエンザ感染2000万人と比べ、感染力はインフルエンザより強いはずなのに、人口が米国の4倍であり、東京都並みに人口密度が高い中国都市部(1万人から2万人/平方キロ)での、公式の新型肺炎への感染数が三桁少ないことが気になります。報道される数値には疑念があるので、本稿を書きます。
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