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第576回 新型コロナウイルス蔓延の背後で進む事態、最近のビリー・マイヤーのコンタクト記録 その2
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▼今回の記事
今回はメインテーマとして、新型コロナウイルスの蔓延に関する情報を引き続き紹介する。蔓延の背後で社会システムが変化しつつある。
次に、ビリー・マイヤーの最新コンタクト記録のその2を紹介する。非常に興味深い内容だ。
▼新型コロナウイルス蔓延の背後で進む事態
それでは早速今回のメインテーマを書く。新型コロナウイルスの蔓延の背後で始まった新しい社会システムの導入に関してだ。
毎日の死亡者の数が少しづつ減少し、少しピークアウト感は出て来たものの、新型コロナウイルスの蔓延はまったくコントロールできていない。2月12日現在で湖北省を中心に44793人が感染し、1113名が死亡している。致死率は2.48%だ。一方、回復者は4699人になっている。回復率は10.49%だ。
この状況を他のウイルスの蔓延で比較すると、新型コロナウイルスの危険性がどの程度なのか見えて来る。以下が致死率の比較だ。
新型コロナウイルス
平均 2.48%
湖北省 3.1%
中国の他の地域 1.2%
これを他のウイルスの致死率と比べると次のようになる。
一般のインフルエンザ 0.1%
エボラ出血熱 50~89%
鳥インフルエンザ(H5N1型)30%~80%
SARS 9.6%
MERS 34%
新型コロナウイルスの蔓延はいまもコントロールされていないため、この数値は変化する可能性がある。しかしこれを見ると、新型コロナウイルスの致死率が他の感染症と比べて際立って高いというわけではない。インフルエンザの致死率よりも高いものの、近年世界で蔓延した「SARS」や「MERS」などの致死率と比べるとずっと低い。中程度の致死率だろう。
一方、いまアメリカでは、過去10年間で最悪のインフルエンザの流行が起こっている。感染者数は2200万人、死者数は1万2000人になっている。死者数はとしては大変に多いように見えるが、致死率は0.05%程度だ。一般のインフルエンザの平均致死率よりも低いので、大きな報道の対象にはなってはいないようだ。
やはり、新型コロナウイルスの蔓延の影響力は大きく、日本を含め世界経済にもこれから甚大な影響力が出て来ることは間違いない。
●郭文貴(マイルス・クォーク)の最新情報
そのようななか、また新しい情報がネットで出回っている。それは、前回の記事でカナダの中国人エージェントが新型コロナウイルスを武漢にもたらしたと主張しているヘッジファンドマネージャー、カイル・バスの盟友、郭文貴(マイルス・クォーク)の情報である。郭文貴は中国の不動産王だった人物だが、いまはカイル・バスやホワイトハウスの元主席戦略官のスティーブ・バノンと一緒に、中国共産党を打倒する運動を展開している人物だ。
スティーブ・バノンと郭文貴とのつながりは、バノンが主席戦略官を辞した2017年頃から強まった。郭文貴がバノンの政治運動の資金源ではないかと見られている。
バノンはホワイトハウスを離れてから、ベルギーのブリュッセルで「ザ・ムーブメント」という団体を立ち上げた。これはヨーロッパ各国の極右政党のネットワークを作り、2019年5月に実施されるEU議会選挙で各地の極右政党を大躍進させて、EUを内部から分裂させることをねらった運動だ。だが、EU議会選挙では極右政党の大躍進はなく、バノンを失望させる結果に終わった。
その後バノンは、ターゲットを中国に移し、中国共産党を崩壊させる運動を、郭文貴やカイル・バスなどと組み行っている。2018年頃から、あらゆる機会をとらえて、中国国内の反政府運動を支援している。特にいまは、自身のメディアを通して、新型コロナウイルスに関連した情報を流し、中国国内でパニックを引き起こそうと画策しているようだ。
そのようなバノンと行動をともにしている郭文貴だが、中国共産党が新型コロナウイルスは、人工的に合成されたことを事実上認めたとする情報を流している。それによると、中国共産党軍事委員会のサイト、「西陸網」は、「新型コロナウイルスの4つの主要タンパク質が交換され、中国人を正確に狙い撃ちできる」という文章を発表したとのことだ。この文章には、新型コロナウイルスが人工合成であることが書かれていたという。
そして、「これほど正確な「4つの鍵となるタンパク質」の「交換」は、自然界では1万年たっても不可能だ」とし、「これらの事実から導かれる結論は、武漢ウイルスは実験室が製造と生産に関与していることだ」としている。さらに郭文貴は、この文書ではこのウイルスの生成に関与したのがCIAだとして、アメリカに責任を転化しているとした。
郭文貴がこれを発表したのは、2月3日に行われたスティーブ・バノンとのネットインタビューだった。同じ放送で郭文貴は、実際の中国の感染者は150万人で、死者数はすでに5万人になっており、武漢では毎日1200人の遺体が焼却されているとした。これは郭文貴の持つ秘密の情報源からだという。
●情報のソースは郭文貴だけ
いまこの情報の信頼性は調査中なので、最終的な結論は出ていないが、これまでのところ、この情報のソースは郭文貴だけだ。
普通、信頼性の高い情報は、複数のソースから流されることが多い。複数の調査ジャーナリストがある情報を追い、すべてが同じ結論にたどり着くというタイプのものだ。911の内部犯行説などはその典型だ。
一方、信頼性の低い情報は、ひとつのソースから拡散したものがほとんどだ。今回の情報も郭文貴というひとりの人物が拡散させている。どうも他に情報源がない。これは、前回の記事でも紹介した、カナダからウイルスは武漢に運ばれたとするカイル・バスの情報と一緒だ。ましてや郭文貴は、カイル・バスやスティーブ・バノンと一緒に反中国共産党の活動を盛んに行っている人物なので、情報操作のキャンペーンとして流した偽情報の可能性もある。パニックを引き起こすことが目的かもしれない。筆者も調査中だが、この情報はすぐには信用しないほうがよいだろう。
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