僕がクラウドファンディング出版をはじめた理由。
★、橘川が新刊発行のためのクラファン企画を開始しました。
https://greenfunding.jp/miraifes/projects/3513
1.出版界の現状
僕は1981年に単行本を出して以来、たくさんの本を出してきた。自分で書いた本も多いし、企画・編集した本も多い。自分の著作は、たくさん売れる本はない。それでも、出版社に声をかけられたり、こちらから相談したりして、本を出してきた。81年にはじめて出した「企画書」は初版が1万部だった。当時は、8000部ぐらいが普通だったと思う。今は、4000部からのスタートだ。
印税は印刷部数の10%だから、1000円の本であれば、1万部で100万円である。4000部だと40万円。新規に1冊の書き下ろしを書くには、僕の場合、4年はかかる。なので、印税だけで食べていくことは出来ない。
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