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佐々木俊尚の未来地図レポート 2020.2.17 Vol.589
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【今週のコンテンツ】
特集
テクノロジーはネットワーク資本をどう進化させるか
〜〜情報通信テクノロジが人々のネットワークを変容させる(中編)
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■特集
テクノロジーはネットワーク資本をどう進化させるか
〜〜情報通信テクノロジが人々のネットワークを変容させる(中編)
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前回に続き、ネットワークキャピタルのお話です。町内会やボランティア団体など地域の共同体などを軸とし、「強いつながり」によって成立する社会関係資本(ソーシャルキャピタル)に対して、インターネット時代にはSNSなどを経由した「弱いつながり」の人間関係が、「ネットワーク資本(ネットワークキャピタル)」が中心になっていくと社会学者ジョン・アーリは論じました。
ネットワークキャピタルは、必ずしもSNSだけで成り立つわけではありません。私はかつて2009年の著書『仕事するのにオフィスはいらない ノマドワーキングのすすめ』(光文社新書)という本で書きましたが、リモートワークであってもまったく対面のミーティングや交流が必要ないわけではない。物理的な出会いとネットでのコミュニケーションの相互作用によって、良い人間関係はつくられるのだと思います。
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