日刊 大石英司の代替空港
▲▽Contagion-感染▽▲
※ 新型肺炎 「感染拡大」前提に対策 政府、専門家会議受け
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00000049-mai-soci
最近、動画配信サービスを見ていると、やたらと映画「アウトブレイク」と
「コンティジョン」が見られているんですね。「アウトブレイク」は1995年公開。
モーガン・フリーマンやダスティン・ホフマンらそうそうたる面子が出ています
が、洋画ファンならご存じの通り、この作品は、映画としては、ちとラスト付近
の脚本が破綻していた。
「コンティジョン」は、2011年公開。SARSの10年後に作られた感染ものパニッ
ク・サスペンスですが、こちらも、よくこんな面子を集められたなと驚くほどの
豪華キャストでの製作でした。
私も昨日、久しぶりに駆け足で見たのですが、緻密で、本当によく出来た脚本
です。最初の感染者は香港で発生する。不衛生な市場や厨房が引き金になる。今
回と全く同じ。
そして次の場面では、東京の路線バスでリーマンがもう倒れている。でもCD
Cは、感染者がほんの十数名の時点で状況に気付いてフル回転を始めるんですね。
あっという間にペイシェント・ゼロが突き止められ、その行動が検証される。こ
こがリアルと違う所です。
所が、患者数は乗数的に増え、あっという間に指数関数的拡大に至る。
ちなみに劇中で、R 0:アールノート、「基本再生産数」の説明が出て来ます。
それによると、季節性インフルは1、ワクチンがなかった頃のポリオは4-6。
ただし、この項目のWikipedia を覗くと、季節性インフルは2-3、ポリオは5
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