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今市太郎の戦略的FX投資
ファンダメンタルズでテーマを見極め
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2020年2月25日号
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日本売りか単なるドル高か 市場に分かれる相場の見方
ドル円は4年というかなり長きに渡った三角持ち合いを先週
いきなり破る形で短時間で2円以上の上昇を果たすことと
なっており、まだまだ相場は若い状態ですからさらに上を
目指すことが予想されています。
このメルマガでもすでに触れていますが、昨年10月から12月
までの四半期実質GDPが年率ベースでマイナス6.3%の落ち込み
となり、家計消費は実にマイナス11..8%ですから国内消費は
坂道を転げ落ちるどころか崖から転落したような状態で、いくら
政府が取り繕ってみても景気が穏やかに回復しているなどという
話しは世界的に一切通用しない状況です。
米国をはじめとする主要国は延々と緩和を繰り返し、この時期に
増税を決定実施しているのは世界広しといえども日本だけです
から政策的失敗が経済指標にもろに現れたと認識されるのは
当たり前の話しで、しかもこの話しに追い打ちをかけるように
横浜のクルーズ船での乗客乗員の入国拒否、単純隔離状態を
延々と続けたことによる船内の爆発的感染はウイルスリスク管理
の大失敗事例として注目を集める形となり日本発のリスクです
から日本円が売られる動きになったと見る向きは非常に増えて
います。
足もとでは各相場間の相関性が完全に崩れているため株と為替と
債券の市場がパラレルに動いており、現状はまだ日本売りではなく
単なるドル高が極度に進んだ状態であるという説を曲げない
市場関係者も多く存在しています。
しかしどうも状況が間違いなく変化しており従前からの考え方
では現在の市場の動きを説明できなくなっていることも確かです。
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