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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 009
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
日本でも、マクドナルドやファミリーレストランでモバイルオーダーが始まっています。店内からアプリやQRコードで開いたウェブを使って注文をし、クレジットカードなどで決済してしまうというものです。ファストフードではレジに並ぶ必要がない、ファミレスでは店員を呼ばずに注文ができます。
導入されたばかりなので、これから進化をしていくとは思いますが、現状では店内からスマホを使って注文するというスタイルです。
中国の場合、カフェやファストフードでは、店外からも注文できるのが一般的になっています。街を歩いて、コーヒーが飲みたくなったら、WeChatなどのミニプログラムを開くと、いちばん近い店舗の注文画面が自動的に表示されます。そこで注文をして決済まで行い、それから地図を見てお店に行くと、着く頃には商品ができあがっているというものです。
なぜ、中国ではモバイルオーダーが普及したのでしょうか。それは潜在顧客の掘り起こしとリピーターの育成に大きな効果があるからです。
今回は、一般的なモバイルオーダーをご紹介し、このモバイルオーダーを武器に、中国スターバックスを抜いて、中国最大のカフェチェーンに3年で成長したラッキンコーヒー、そしてリピーターの育成にうまく活用している喜茶の事例をご紹介します。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 009
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▼目次▼
1. 潜在顧客を掘り起こし、リピーターを育成するモバイルオーダー
2. アリババ物語その6
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