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実はモナコの映画祭に行ってきた。 帰ってくると、首相の要請とやらで、全国の学校が休校になるということで大騒ぎだ。 予算を握られている以上(地方は国からの金をもらえないとやっていけないといういびつな国だ)要請が命令になる。 文科省の圧力で、全国のすべての医学部で面接入試が行われるくらいだから、安倍政権によって、教育はどうとでもなる。 コロナをなんとかしたいのなら、学校だけでなく、会社だって休みにしないと意味はないだろう。 歩いて通う学校と違って、満員電車で通う会社のほうがよほど感染源になりえる。 アメリカにはヘコヘコして、韓国や北朝鮮にはやたらに強気なように、弱い公務員や子どもたちには強気で、企業には強気に出れない(だから賃金もちっとも上がらない)道徳観の首相らしい発想だ。 時期を考えても、入試はおおむね終わっているかもしれないが、期末試験や卒業式など、今後も進学(これだって内申書重視の教育政策のせいだ)や友達との別れの大事な儀式をつぶす時期だ。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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