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死んでも書きたい話 ウルトラマンの悪夢を見る

安田純平の死んでも書きたい話
【2015年11月05日(木曜日)】=拘束131日目 昨夜すぐ眠ったが、一度目覚めると眠れず。礼拝を呼びかける日の出前のアザーンに気づかずに朝に。奴らの礼拝後の会話は聞こえたが眠ってしまい、(ア)がドタバタしてる音で目覚める。 ※(ア)は看守の1人で自称イエメン人のアブドゥル※ 日が差してたので9:00過ぎか。寒い。冷気が顔から体温奪うのが分かる。メシ準備しストーブつけると(ア)が玉子3つ。「今日ホブスなし」。また断食か? (ハ)が出ていく音聞けなかったが戻らない?トイレ後また「今日ホブスなし。夕方」と(ア)。今月は(ア)はドタバタした後外に出るドアを1度回し、パタパタしてから隣の部屋のドア閉める。もう間違いなく台所は刺さっている鍵を回せば開く。

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  • ジャーナリスト安田純平が現場で見たり聞いたりした話を書いていきます。まずは、シリアで人質にされていた3年4カ月間やその後のことを、獄中でしたためた日記などをもとに綴っていきます。
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