第462号
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岩上安身のIWJ特報!
電機産業は崩壊!? 凋落する日本のものづくり!
岩上安身による『「空洞化」と「属国化」~日本経済グローバル化の顛末』著者
名古屋経済大学・坂本雅子名誉教授インタビュー
(その20)
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(その19)の続き
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◆安倍三大改革(1)――電力自由化90年代以来の米国の要求を、少しずつ受け
入れてきた日本。安倍政権のもとで完全自由化を実現!あっという間に群がって
きた新規参入者たちの、なりふり構わぬ争いがここに始まる。その中で、米ゴー
ルドマンサックスや中国企業の存在感…9大電力会社の一角が外資に乗っ取られ
る日も近い?◆
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・安倍成長戦略の主要項目と米国の要求
https://bit.ly/393M4xu
坂本氏「では、各々が具体的にどのように変えられたか、少しお話ししておきた
いと思います。まず電力の自由化に関してですが、米国は1994年の最初の『要望
書』以来、電力独占解体しろと、自由化しろと、ずーっと言って来るんですね。
日本は要求に従いまして、95年、99年、2003年、2013年と、段階的に卸売りをど
うこうするとか言いながら、ちょっとずつ、ちょっとずつ受け入れていくんです
ね(第455号註※6参照)。
そして、安倍内閣でとうとう小売及び発電が自由化されました(※1)。だか
ら今、家にいると――私は中部地区に住んでいるんですが――『東邦ガスですけ
ども』とか『中電ですけれども』とか言ってじゃんじゃん電話がかかってきて、
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