メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

52回 結果を考えない人々

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
加計学園獣医学部で韓国人留学生全員の面接点を0点にして高得点の人も含めて、全員を不合格にしたという疑惑が出ている。 内部文書がねつ造と思えず、内容が具体的だから、おそらくは事実なのだろう。 医学部であれ、獣医学部であれ、どんなにひどいことをしても、受験生が集まる学部では、学校側のものの考え方の本音が出る。 医学部の女性差別のときは、女性は卒業してからの戦力として頼りないというのが本音だった。 そのほか、年齢が高い受験生を落とすとか、障碍者を落とすとかいうのでも、面接がその温床になっていたわけだが、医学部の教授たちは、人生経験を積んだ人間が入ってくると教えるのが面倒くさい(アメリカでは歓迎される)とか、医者でありながら障碍者がうっとうしいと思っているという本音が見えてくる。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎週 土曜日(年末年始を除く)