第５回　『上級者向け必須知識～「情報の真相」と「相談業務の実態と問題点」』

－ Arcadia Rose －「　K　」のセルフカウンセリング＆心理セラピスト講座　上級編 第５回　『上級者向け必須知識～「情報の真相」と「相談業務の実態と問題点」』 　みなさん、こんちには。 　Arcadia Roseの「　K　」です。 　この度は『セルフカウンセリング＆心理セラピスト講座・上級編』を購読していただきまして、どうもありがとうございます。 　今回は、上級者向けの「情報の真相に関する必須知識」と「相談業務の実態と問題点」をお伝えします。これはとても重要な内容となります。 　悩みや問題を解決し、正しい方向に進むには『本当のこと』を知ることが大切です。 　『本当のこと』を知るには「表面的（キレイごと）」ではなく、しっかりと「現実を見る」ことが大切です。その視点から、「情報の真相」と「相談業務の実態と問題点」をお伝えしていきます。 　じつは、相談業務の「実態」と「問題点」を知っておくことはとても重要です。 　その業務における「実態」と「問題点」から目を背けず、あらかじめしっかりと知っておくことで、あなたはその問題点に陥ることなく事前に回避することが出来ます。 　つまり、相談業務において、間違った方向に進まなくて済むということです。あなたが正しい方向へ進んでいく為の助けにもなります。しっかりと理解を深めておいてください。 　がんばってください。 　それでは、はじめましょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― ＜講座の説明と「情報」の種類と性質の理解を深める＞ ――――――――――――――――――――――――――――――――― 　この講座に関する説明と、「情報」というものの「真相」に関して解説をします。 　 【「情報」には『役立つ情報』『ある程度役立つ情報』『全く役立たない情報』が存在します】 　どのような情報が役に立ち、それらはどのような性質なのか詳しく解説していきます。 　ここで解説する「モノの見方や考え方」は、カウンセリングに大きく役立ちます。 　しっかりと理解しておいてください。 　Arcadia Roseブログでは、初級～中級者向けの「情報」をお伝えしてきましたが、この講座では、上級者向けの情報をお伝えしていきます。 　これをカルピスに例えるならば、Arcadia Roseブログの方は、一般向けに飲みやすく薄めたカルピスですが、一方、この上級編は『カルピスの原液』の様なものとなります。 　つまり、少々飲みづらくとも、情報の内容が、かなり濃いものとなります。 　別の言い方をすると、Arcadia Roseブログは一般向けに飲みやすくする為に、情報をオブラートで包んでありますが、こちらの上級編では、情報をオブラートに包まずお伝えしていきます。 　ここで気づいていただきたいことは、情報にはオブラート「有り」「無し」がある、ということです。 　つまり、世間に出回っている情報には複数の種類の情報が存在しているということです。 　情報は１種類だと思っていたのであれば、ここで認識を変えてください。 　情報をその性質から分類すると、次の３種類が存在します。 ・『オブラートに包まれた情報』（建前）：初心者への配慮　少し役立つ　優しい ・『オブラートに包まない情報』（本音）：上級者への配慮　多く役立つ　厳しい ・『間違ったフィルターの情報』（ウソ）：明らかに誤情報　役に立たない 　これは「本音、建前、ウソの情報」の３種類とも言えます。 　まずは、ここをしっかり理解しておいてください。 　あなたが信じている「情報」は、どの種類なのかをしっかりと見極めてください。 　そして、上級者にとっては 　この【オブラートに包まない（本音）情報】こそが、大切となります。 　確かに優しくオブラートで包むことで、誰もがその情報を受け取りやすくなります。 　子どもや初心者に配慮する場合は、オブラートは必要かも知れません。 　しかし、情報をオブラートに包めば包むほど、当然、中身が見えづらくなります。 　理解を深めたい上級者にとってオブラートはマイナスとなります。 　つまり、情報をオブラートに包むことには、良い点と悪い点があるわけです。 〇：オブラートに包む『良い点』　→　情報が優しくなり、誰もが受け取りやすくなる ×：オブラートに包む『悪い点』　→　情報の核心に触れていない為、理解が浅くなる 　オブラートに包み、遠回しに言うことで、キレイで優しく受け取りやすい情報になりますが、遠回しに言うことで、情報の核心がハッキリと伝わらず、理解が深まらないわけです。当然、効果や役立ち度も小さくなります。 　一方、オブラートに包まない情報は、内容は厳しくなり、人によっては受け取り辛くもなりますが、理解が深まり、十分効果もあり、大きく役立つ情報になるわけです。 　このように「情報」は伝え方よって『受け取り易さ』『理解度』『効果』『役立ち度』が変化します。 　そして、ここで、重要なことは、