【Vol.272】旅日記「南フランス ーコート・ダ・ジュール紀行 ーリスボン編ー」

NEW YORK 摩天楼便り－マンハッタンの最前線から－by 高橋克明 / 2020年３月７日発行 /Vol.272 【今週の目次】 1. 旅日記「南フランス ーコート・ダ・ジュール紀行 ーリスボン編ー」 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 1. 旅日記「南フランス ーコート・ダ・ジュール紀行 ーリスボン編ー」 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ この仕事をしていると、年末年始はニューヨークから離れられません。 なので、毎年恒例の正月家族旅行は、“お正月”旅行と呼んでいいのか、ダメなんじゃないのかくらいの、この時期になってしまいます。 みりん（愛犬、雑種、８歳）を除いての家族４人での海外旅行なので、結果、年末年始に比べると、この時期、グッと飛行機もホテルも安くなるので、結果良いのかもしれないけれど。 で、仕事で、プライベートで、一年中、世界各国を飛び回っている僕なので、せめてお正月の家族旅行の行き先だけは家族の希望を優先しています。 家族といっても４歳児の双子に決定権はなく（彼らにしてみれば、近所の公園も、ヨーロッパも、近所の図書館も、南米大陸も、そう大差ない。 どこに自分たちがいるのかさえ、多分、わかってない）なので、結局は奥さまが行き先を決定します。 で、うちの奥さまは、リゾート地が好き。 日頃、ビルに囲まれたゴミゴミしたマンハッタンで仕事と子育てに追われているので、やたら、海だのビーチだの太陽だの、そんな田舎に行きたがります。 時間の流れが遅ければ、遅いほどいい、って感じのエリアに憧れを持っているようです。 旅先ですら、人だかりの大都会に行きたがる僕とは対照的。 なので、ここ数年のお正月旅行は、僕が一人旅では絶対に選択肢に入れない、カリブ海クルーズだの、バハマだの、プエルトリコだの、ドミニカだの、です。 去年なんてハワイのワイキキビーチにされました。