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【Vol.273】旅日記「南フランス ーコート・ダジュール紀行ーニース編ー」

NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明
NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明 / 2020年3月13日発行 /Vol.273 【今週の目次】 1. 旅日記「南フランス ーコート・ダジュール紀行ーニース編ー」 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 1. 旅日記「南フランス ーコート・ダジュール紀行ーニース編ー」 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ コート・ダジュールは南フランスの地中海岸地帯。 エリアとしては曖昧ですが、今回の旅のマルセイユを除いて、ニース、モナコ、カンヌは、19世紀の貴族たちがリゾートとして利用した避暑地。 あのピカソもこよなく愛したといいます。 今回、埼玉生まれ埼玉育ちの嫁が旅前に「前から行ってみたかった、コート・ダジュール」ーと、遠い目をして呟いた時は、軽い殺意すら芽生えました。 狭山出身者が「コート・ダジュール」って単語を口にするだけで腕のいい弁護士なら有罪にできそうです。 それだけ、ニースはゆったりとした時間が流れる街。 つまりは、毎回、旅日記で書くように、僕にとっては苦手な場所。 何をするにしても、優雅。 店員もウエイトレスもウエイターも、僕にはスローモーションに感じてしまう。 まるで嫌がらせをしてんのか、と勘ぐっちゃうくらい。 妻いわく「ニューヨークに毒されてるんじゃない?」。 余計なお世話だ。 くどいようですが、僕にとっては今回の旅はあくまで「家族サービス」でした。

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  • 全米発刊の邦字新聞「WEEKLY Biz」の発行人、高橋克明です。新聞紙面上や、「アメリカ部門」「マスコミ部門」でランキング1位になったブログでは伝えきれないニューヨークの最新事情、ハリウッドスターとのインタビューの裏側など、“ イマ”のアメリカをお伝えします。
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