【1. 今日の本題:ヒース・レイカー】
こんにちは、ジョンです。
スリップした翌日に目が覚めるとまた同じ一日が始まる。全く同じ日が何度も何度も際限なく繰り返す。バーでべろんべろんに酔っぱらっても、飲酒運転で警察に追われても、逃走中に車ごと崖から落ちても、なぜか翌日はベッドで同じ日の朝を迎える。
もしもそんな運命になってしまったらあなたはどうするだろうか?どうせ元に戻るのだから何をやってもいいんだとばかりに、毎晩のように暴飲暴食し、乱痴気騒ぎをし、果ては犯罪にまで手を染めてしまうだろうか?
あらゆる酒を飲み、やりたいことをやり尽くし、酒まみれの日々を謳歌したとしても、また朝になると同じ日が繰り返しやってきてスリップを繰り返す限りそこから抜け出せない。そして、いずれそうした生活にも虚しさを感じるようになる・・・。
なんだかどこかで見たようなシチュエーションですね。いわゆる「ループもの」または「タイムリープもの」と言われるものです。映画でいえば『バタフライエフェクト』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』、小説でいえば『時をかける少女』『僕は昨日のきみとデートする』などがあります。
今回はちょっと古い映画を取り上げながら、飲酒を繰り返してきた人が断酒を軌道に乗せるコツを書いてみたいと思います。
今回ご紹介するのはビル・マーレーとアンディ・マクダウェル主演の映画『恋はデジャ・ブ』です。時代を感じさせるパッケージと垢抜けないタイトルなので、あまり馴染みがないかもしれませんが、100分程度の映画のわりに中身が濃くて最後はハッピーエンドのコメディー映画です。
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