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死んでも書きたい話 私の伸び放題のヒゲを「アルカイダみたい」と笑う奴はアルカイダじゃないのでは

安田純平の死んでも書きたい話
【2015年11月08日(日曜日)】=拘束134日目 目覚めた頃にドア閉めるような音1回したがまどろんでて不明。これではやれない。もっと早く起きないと。外は静か。子どもも遊んでいない。どういうことか?工事は早くからやってる。工事の連中は一般人なのかどうか。 ドアノックで(ア)。トイレから戻ると入ってきてソファーに。 ※(ア)は見張りのひとりで自称イエメン人のアブドゥル。※ 「何か食いたいものあるか」 「茶があればいいよ」 「食い物は欲しいのないのか。肉とかサラダとか」 「肉いいね。サラダも。クッキーも」 「?」 「中にタマル(ナツメヤシ)が入ってるやつ」

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  • ジャーナリスト安田純平が現場で見たり聞いたりした話を書いていきます。まずは、シリアで人質にされていた3年4カ月間やその後のことを、獄中でしたためた日記などをもとに綴っていきます。
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