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<1057号:バブル株価を襲った、コロナショック>
2020年3月11日:世界の株価では、下落の金額が史上最高になった
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著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治
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いやぁ、日曜日から週明け、唖然としましたね。まず、DUCASCOPYを
見ていて変だったのは、日曜日の夕方から、NYダウのCFD(FXのよう
な差金取引)の価格が、心臓の停止を示す医療機器の信号のように、
一直線になって、価格が動かなくなりました。世界の株価と原油、金
などの価格変動をリアルタイムで示すのがスイスのDUCASCOPYです。
https://nikkei225jp.com/nasdaq/
何回リロードしても、状態は同じでした。現物株とは違うCFDや先物
は、普通、週末や祝日でも、24時間の取引ができます。一体、NYで何
が起こったのか。最初、「通信の技術的な問題、あるいはサイバー攻
撃か」とされていたのです。実際は、売買が急に増えて混乱し、コン
ピュータが処理しきれなくなっていました。
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