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久しぶりにうつになって食事が喉に通らない。 ただ、そういう時にこそ、うつ病独自の悲観的な認知構造も見えてくる。 ついでにいうと、他人のアドバイスや慰めが受け入れられなくなるという手ごわい病気だということもわかる。 精神科医だときちんと認知療法をやれば治せるというのが甘いことは勉強になった。 今は、すべての医学部で入試面接をやるようになって、心の病を持つ人や心が弱い人を排除しているようだが(女性差別は目立っているから表に出ただけで、すべての差別の温床が入試面接である)、そういうことをすると、かえって弱者の立場がわかる医者が医学部に入らなくなる。 そうでなくても医学部の教授は、そういう他人を蹴落として地位を得た人なのだから(ただ、勝ち負けでものを考える人はうつになりやすいから意外に医学部教授の自殺は多い)、そんな奴に面接をさせるのはどうかと思うが、これだけひどい差別がわかっていても、入試面接を改善しようとか点検しようという話にならない。 うつになると勝ち組の人にひがみっぽくなるせいか、私のほうは一生そんな風になれないとか、幸せになれないとか思うが、医者とか医学部教授とかはそういう自分は勝ち組だから何をやってもいいと思うような奴が多いようだ。 私の聞くところではとくに地方の医者はひどい。 女を人間と思わない人とか、性欲の処理道具と思うような人が多いようだ。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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