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<1058号:緊急号:リーマンショック以上のコロナショック>
2020年3月13日金曜日:金融緩和が効かない株価暴落になった
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著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治
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3月13日(金曜日)、午前11:30分。米国・欧州・日本の株価が、急落しています。NY市場では、3月9日(月曜日)に続き、2度目のサーキットブレーカーが発動されました。7%以上下がると、市場を落ちつけるため15分、閉鎖されるものです。
【2008年9月のリーマン危機のとき】
NYダウは、1万4000ドル(07年12月)から、リーマンが破産した08年9月15日を挟んで、09年3月の6500ドルまで、54%下げました。
54%に下げるのに、07年12月から09年3月まで、15か月かかっています。月間の平均下落率は-5.1%(複利)という穏やかなものでした。11年前の金融は、ゆっくりしていたのです。
同じ時期の日経平均は、1万8000円から09年1月の7000円まで、61%と、ダウより大きく下げています(月間下落率は7.5%の複利)。日本の輸出経済への影響が大きかったからです。金融危機と不況になった米国への輸出が、18兆円(07年)から9兆円(10年)へと半分に減ったからです(2018年の対米輸出は16兆円)。今回のような、コロナショックからの内需の減少ではなく、外需の急減が、日本株下落の主因だったのです。
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