メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

どん底、離婚、再婚

週刊『アウトロー』
アンフェタミンを一握り、それからバービチュレートを一握り、飲む。 後者は、前者で体が妙に揺すれることを防ぐためであり、眠るためではない。 あの頃はショーとレコーディングをよくキャンセルして、ショーに出演しても声がかれて、ろくに歌えてなかった。 ヤクのせいで口が渇いていた。歩く廃人、 身長186cm、70キロ。牢屋と病院と交通事故を行き来していた。 人生のどん底の泥を削っていたようだ。1967年10月、そんな自分にうんざりだった。 数日間寝ないで何も食べずに過ごした。人生を全て無駄にした。人生を支える力がなかった。 希望がなかった。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 週刊『アウトロー』
  • ハンク・ウィリアムス、ジョニー・キャッシュ、ウィリー・ネルソン、マール・ハガード、ウェイロン・ジェニングス、クリス・クリストファーソン、ジョージ・ジョーンズ、タウンズ・ヴァン・ザント等を代表とするアウトロー音楽界の情報です。各氏の音源、伝記、取材、米紙によるコラム、ポッドキャスト、歌詞、ライブ公演を紹介するほか、ブログでは紹介できない放送禁止用語の多い歌詞の翻訳をお届けします。 アウトローカントリー/アウトローミュージック/アウトロームーヴメントがあまり知られていない日本。流行に依存しないアウトローミュージックは、定期購読者に支えられながら、音楽を通す真実を伝えます。
  • 550円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)