- Arcadia Rose -「 K 」のセルフカウンセリング&心理セラピスト講座 上級編
第6回『悩みや問題解決の上級者向け必須知識~問題解決を出来ない本当の理由』
みなさん、こんちには。
Arcadia Roseの「 K 」です。
この度は『セルフカウンセリング&心理セラピスト講座・上級編』を購読していただきまして、どうもありがとうございます。
前回はあえてオブラートに包まずに、カウンセリング業界の問題点を指摘しましたが、今回はもう少し踏み込んで、本物のカウンセラーの見極め方などをご紹介していきましょう。
ここをしっかりと考察していくことで、より一層「知識」と「技術」の重要さへの理解が深まっていきます。
さらには、問題解決が出来ない人の典型的な『本当の理由』に関しても解説します。
悩みや問題を解決出来ない人が、どのような状態に陥り、どのような理由から、解決が出来なくなってしまっているのか、その「本当の理由」を詳しく解説します。
がんばってください。
それでは、はじめましょう。
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<他者の悩みや問題を解決出来る人とは>
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前回の講座では、カウンセリング業界の実態と問題点に関してお伝えしました。
では、どういう人が、心理セラピストとして、他者の悩みや問題を、迅速に見事に解決に導ける人なのでしょうか。まずは、ここから考えていきましょう。
じつは、意外とここを理解していない人が多いようです。
他者の悩みや問題を解決出来る人とは、
【自分自身の悩みや問題を、しっかりと解決出来る人】
です。これは当然のことです。
自分自身の悩みや問題を解決出来ないようでは、他者の悩みや問題を解決することなど、出来るわけがありません。自分自身の問題に翻弄されているようでは完全に無理です。
自分が泳げないのに、人に泳ぎを教えることが出来るでしょうか。
そのようなことをしようものなら、一緒に溺れ沈んでいくだけです。それと同じです。
他者の悩みや問題を解決するには、まずは自分自身の悩みや問題を、しっかりと解決出来るようになる必要があります。
ここはとても大切なので、しっかりとお伝えしますが、これが出来ないセラピストは本物とは言えません。
「自分の数学の問題を自分で解けない数学教師」は、当然、教師として失格です。
それと同じで、「自分の問題を解決出来ないセラピストは、問題解決能力の低いセラピスト」であり、失格ということになります。
もちろん最初から完璧なセラピストはいません。
誰もが勉強や経験を通して、学んで成長してくものです。
しかし、「心構え」としては、自己を高める為に、このような視点を持って、しっかりと『自分自身の問題を解決する』ように努力してください。
ここまで、ストレートにお伝えしたのは、じつはとても「大切な理由」があるからです。
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