第63号　過払い金のラジオCMに全力ツッコミ！／コロナ疲れしている皆さんへ／蛙

「過払い金のラジオCMに全力ツッコミ！」 あたしは、自宅にいる時はたいていラジオを流しっぱなしにしているほどラジオが大好きで、お風呂に入りながらも聴けるように、お風呂場にも小型スピーカーを設置しています。また、去年の夏に洗濯機が爆発してからは、タライと洗濯板でお洗濯をしているため、外の洗濯スペースにも小型スピーカーを設置しました。時間が掛かって大変な手洗いのお洗濯も、ラジオを聴きながらだと気がまぎれるからです。 そんなラジオっ子のあたしですが、最近のラジオで、唯一、不愉快な点は、朝から晩まで流れている「過払い金」のCMです。それでも、一時よりはずいぶん少なくなりましたが、朝から夕方までAMラジオを聴いていると、少なくとも10回以上は耳にします。そんな「過払い金」のCMですが、当初はヤタラと電話番号を連呼するタイプが多かったのに対して、最近は利用者の体験談を流すタイプが多くなりました。 この「体験談型」のラジオCMには、主に2つのパターンがあります。1つは、おじさんやおばさんなど体験者本人がインタビューに答えているという体（てい）で「100万円も戻って来たよ。心当たりのある人は電話しなきゃ損だよ」などと言うパターン。もう1つは、CMのナレーターが「体験者から届いた手紙」という体（てい）の原稿を読み上げるというパターン。もちろん、どちらもヤラセに決まっていますが、昔、週刊誌などの裏表紙とかに掲載されていた「身につけると幸運を呼ぶブレスレット」の横に書かれている体験談のように、うさん臭さが全開なのです。 そんな中で、最近、あまりにもツッコミどころが山盛りの「体験者から届いた手紙」のCMが流れるので、一字一句そのまま文字起こしして、ご紹介したいと思います。