- Arcadia Rose -「 K 」のセルフカウンセリング&心理セラピスト講座 上級編
第7回 『実践編:実際のカウンセリングに挑戦~正しい解決策とデタラメ策の見極め方』
みなさん、こんちには。
Arcadia Roseの「 K 」です。
この度は『セルフカウンセリング&心理セラピスト講座・上級編』を購読していただきまして、どうもありがとうございます。
今回は、一旦、先にカウンセリングのシミュレーションをしてみたいとおもいます。
実際にあった相談内容を出題して、その対応の仕方を見てもらいます。
このシミュレーションを通じて、正しい相談業務の在り方を把握することが出来るようになります。
また、正しい解決策と間違った「デタラメ」の策の見極め方をお伝えします。
がんばってください。
それでは、はじめましょう。
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<カウンセリング実践 ケース01 出題>
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今回は、悩みや問題解決の「実践」の様子をお伝えしておきます。
実践において「知識」や「情報」の重要度が深くご理解いただけかと思います。
今回の実践で使う出題は、私が実際に受けた相談の実例です。
これから相談業務のシミュレーションをしていきます。
しかしこれは、あくまで相談業務の全体像を大まかに俯瞰する為のものです。
実際のカウンセリングでは、さらに細かく「知識」や「技術」を組み込んで行われると考えてください。
今回の目的は以下の項目に限られます。
・相談業務の実像を大まかに把握する
・相談業務の重要ポイントを把握する
・「知識と情報」の重要性を理解する
・問題解決の正しい方向性を把握する
・正しい対応と間違った対応の識別法
実際のカウンセリングとは別で、これらの理解を深めることを前提に読み進めてください。
それでは、実際に、あなたも以下の相談者への対応の仕方を考えてみてください。
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<相談者>
・40代、独身、女性、派遣社員:事務職(15年以上勤務)
・最近の出来事:駅で自民党有名議員の写メを取った友人とその話で楽しく盛り上がった
<相談内容>
ずっと漠然とした不安があります。
夜眠れないほどの不安ではないのですが、慢性的な不安のようなものがあります。
普段、何かをしている時はとくに感じないのですが、時々、ふと不安になります。
その状態がここ数年ずっと続いています。
一体、何が不安なのか、判らないのですが、心地が悪いのでなんとかしたいです。
このような原因不明の不安は、どのようにしたら取れるのでしょうか?
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では、あなたにも、このクライエントの相談にのってもらいましょう。
後ほど、私の回答を詳しく解説します。
初めての人は、上手くできなくても大丈夫です。
しっかり考えて、この悩みを解決に向かわせてみてください。
初めての方はこのように考えて下さい。
・クライエントの抱える不安の「原因」は何か?
・その不安を取り去るには「何をする」べきか?
クライエントが抱える問題の「原因」と「対処法」を考えて、クライエントに伝えてあげてください。
ポイントは「原因」と「対処法」です。
情報量がかなり少ない状態での相談となりますが、この問題は、これでも十分解ける問題です。
それでは、実際にやってみてください。
このような相談に対して、あなたなら、どのようにアドバイスをしますでしょうか?
<あなたの答え>
・クライエントの抱える不安の「原因」は何か?
あなたの答え:「 」
・その不安を取り去るには「何をする」べきか?
あなたの答え:「 」
出来ましたでしょうか。
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<カウンセリング実践 ケース01 解説>
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それでは、このケースの問題解決の方法を解説していきます。
じつは、この相談は
【「知識」と「情報」さえあれば、驚くほどカンタンな問題】です。
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