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「コロナ蔓延」米中対立へ火に油、米は外交官引上げ「戦時体制」、韓国どうする?

勝又壽良の経済時評
  • 2020/03/26
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コロナ禍で米国経済も大混乱 「紅二代」習近平批判に立つ 米が外交官の大量引上げ実施 韓国は米国にすがって生きる 欧米は、新型コロナウイルスの主戦場になっている。中国発のコロナ禍が、世界中を覆うような事態を迎えたのだ。中国外交部報道官は、「震源地」であることを隠すため、「米軍が持込んだ」との偽情報をSNSで流した。この恥の上塗り的な行動が、非難の的になった。これに驚いた中国指導部が、慌てて駐米中国大使にインタビューさせて、「米軍説」を完全否定する騒ぎにまでなった。 中国政府が、なぜこのような「米軍説」に出たのか。中国の国内対策として「共産党無謬」神話を守るためだったのだろう。中国共産党の指導下において、世界を巻き込む新型コロナウイルス発症は、絶対にあってはならない大事故である。その汚名挽回策として、「米軍説」をまき散らし、中国が被害者であると演じたかったにちがいない。余りにも、幼稚な発想法である。 米国では、新型コロナウイルス感染者が続出している。米各州の報告に基づく『ワシントン・ポスト』紙の集計によると、米国として1日の死者が3月23日、初めて100人を超え、死者の合計は500人以上になった。感染者も4万3000人以上に拡大している。こうした感染者激増が、米国経済の活動を中断させている。米国の4~6月期GDPが、マイナス成長必至と予測されているほどだ。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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