さて、最近は毎日散歩し続けているのですけれど、
今日道路を歩いていましたら、ふと「香水のかおり」がすることに気づきました。
ふと前を見ると、
途中の道から曲がってきたのだと思いますが、
先ほどまでいなかったお若い女性が歩いています。
あの方のつけている香水の匂いのようで、
距離は十数メートルあると思いましたので、
わりと強く香水をつけてらっしゃるようでした。
その女性の十数メートル後ろを歩いている間、
ずっとその香水の匂いが鼻に入り続けていました。
特に風もありませんでしたが、
それでも、彼女から「香りの粒子」は数秒単位で私に到達したと思います。
その瞬間、私は、
「ああ、なるほど」
と思いました。
この「香りの粒子」を「ウイルス」に置き換えて考えれば、
「十数メートルというのは十分に感染可能な距離だ」
と悟ったのです。
もちろん、香りを構成する分子は、非常に小さく、
それはウイルスの何十分の1というようなものですが、
それでも、ウイルスというものは小さなものです。
コロナウイルスで、だいたい0.1マイクロメートルということで、
これは、ミリメートルでいえば、
「0.0001 ミリメートル」
という大きさであり、1ミリの1万分の1と考えれば、
さきほどの十数メートルより、さらに伝染範囲は強いと思われます。
実際には、風などがあれば、
数十メートル範囲のすべてが感染可能になると思われます。
最近のメディアや日本の当局は、
「2メートル以上の距離を保っていれば、感染しない」
というように述べていたことを聞いたことがあるような気がしますが、
そうでもなさそうですね。
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