/ 2020年3月29日発行/第164号 完全版
たまさぶろの人生遊記 第164号〜 ふくらはぎ断裂、5G+UGC配信権、トヨタ+NTT
完全版が遅れ、またも恐縮。自宅待機中にじっくりお読み頂ければ幸いなり。
まさか自分がケガをするとは、まったく考えたことがなかった。スポーツ・ビジネス関係者は、自身がいつまでも若いと思い込んでいるらしく、やれクライアントとゴルフに行った帰路に「痛風になった」とか、クライアントとテニスをやったら両足の「アキレス腱を断裂した」などとニュースが入り、その都度「お前ら、バカだなぁ」と見下していた。
しかし、しかし、まさかこの俺が?
実は前兆がないわけではなかった。一昨年、喘息発症に負けじと東京マラソンをなんとか完走。このメルマガでもその模様は克明にお知らせした通り。だがその後、ほんの10分ばかり走ると、むせ返ったりするような症状が出てしまい、走り続ける…のが怖くなり、ウォーキング+インターバルランぐらいで勘弁してやっていた。その代わりと言ってはなんだが、スーツを着る必要がなく、雨が降っていない際の移動は、徒歩を優先するように心がけていた。
銀座、東京駅、日本橋などなど。ご存知の通り、東京という街は意外に小さい。初期の東京マラソンでは、都庁前をスタートし靖国通りをえんえんと走り続け、日比谷公園までやって来てやっと10キロ。普通の人なら1時間もあれば走りきれる。江東区の東から西まで、中川から隅田川まで歩いても5キロ。そんなサイズだ。
で、このたった5キロばかりを歩いただけで、クールダウンのつもりで湯船に入ると「どうもふくらはぎの筋肉が固いなぁ」とは思っていた。以前は腰痛などで整骨院に通ってもリップサービスで「いい筋肉ですねぇ。こういう筋肉はケガしないんですよ」とおだてられ、いい気になっていた。もちろん、格闘なんぞやっていた割には(剣道は完璧に格闘である)、生爪をはがす程度のケガしかしたこともなく、確かに頑丈ではあると思っていた。
湯船に浸かりながら裏の腱を伸ばし、「走る際はしっかりストレッチしておかんとなぁ」とは自覚していた。しかし、週に2回ぐらいはインターバルランをしていたし、そんな自覚症状以外に特に気にしなければならに体調でもなかった。
先週もそんな感じで2キロ程度をウォーキングからスタート。この季節ゆえ身体も温まったと思っていた。そこは太鼓橋をくぐる遊歩道。橋をくぐるのに、スロープをタタタっと軽快に(本人的には)に下り、反対側のスロープをこれまた軽快に(あくまで本人的には)タタタっと駆け上がった。
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