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馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
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第457号(2020/3/29) 政策の進展や「ドル取り」の一巡で好転の動き/上下に荒れつつ底固め
この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。
※ 当方主催の自主開催セミナーにつきましては、新型肺炎の流行を踏まえ、4月末までのセミナーをすべて中止することと致しました。
どうぞご寛容ください。
☆過ぎし花~先週(3/23~3/27)の世界経済・市場を振り返って
<政策対応の進展などを評価し、世界市場は明るい動き、「実体悪」も確認しつつ平穏に消化>
(まとめ)
先週の世界市場は、株価は引き続き荒い動きだったものの、日米を中心に上昇をみせました。外貨相場は、一時の米ドル高が一段と薄らぎ、欧州通貨が優位に推移しました。そうした市場動向の好転の背景には、主要国の政策対応の進展があったと考えられます。
米失業保険申請者件数の急増など、新型肺炎流行の経済に対する悪影響が明らかになりつつありますが、市場は「確実な実体悪」を消化し、堅調に推移しました。
(詳細)
先週の世界市場については、まず株価動向は、引き続き日々の変動は大きなものとなり、荒い動きでした。しかし方向性としては、日米を中心に株価の上昇が目立ちました。
外貨市場では、対円で上昇した通貨も下落した通貨もそれなりの数があったものの、先週後半に引き続き、一時の米ドル高が薄らぐ一方、欧州通貨が優位に推移しました。
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