メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

「世界的現金不足」時代へ、韓国は流動性軽視が仇、通貨危機に見舞われて当然

勝又壽良の経済時評
  • 2020/03/30
    • シェアする
韓国経済も凍結状態へ陥る 流動性確保が生き延びる道 新型ウイルスの特性を知れ 民間が先読みのウォン危機 韓国は、これまで2度も通貨危機に見舞われてきた。ウォン相場の暴落で、1ドル=1500ウォンという地獄を見てきた。きっかけは、経常収支の赤字である。輸出依存度の高い韓国経済は、世界経済の停滞による輸出減が経常赤字を生み、それが引き金となってきた。 人口5200万人の韓国は、内需に限界がある。それをカバーするには、輸出依存が不可避だ。特に、日本と宿命的に争う外交関係において、GDPを押し上げるには、輸出が生命線になっている。こうして韓国は、輸出にますます傾斜すると羽目になってきた。通貨危機と「同居」する、脆弱な国際収支構造を抱え込んでいる。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎週 木曜日(年末年始を除く)