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かいくぐれ!

見ル野栄司のシブすぎ技術秘話
++++++++++++++++++ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 見ル野栄司のシブすぎ技術秘話 Vol.013 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2020/03/31日発行 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :: 目次 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: … 1. 近況 … 2. ものづくり秘話 … 3. 部品イラストクイズ … 4. 「技術系映画」批評 … 5. クイズの答え … 6. お知らせ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …………………………………………………………………………………… ■ 1. 近況 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: かいくぐれ! ゴモゴモゴモゴモごもっとも~♪ さてさて 先日のお話です。どうしてなかなか突然のメッセージが 入りまして、建築関係のお人なのですが。なぜか私に 技術的な相談とのこと… どんな内容かというと、あるビルの新規建設にあたりその壁に 多数のレンガを付けるのですが、それがなにかの動力でカラカラと 動作して文字や絵が表現できるようにしたいというもの。 図面などをいただきオンラインで通話させてもらいましたがこれが なかなか難しい! ひとつひとつの木のレンガは防水防腐食なの だが回転などの動きをさせたい。でもその動力は生活排水や無駄に なった排気などを再利用したいということです。デザイナーさんとも お話させていただきましたがこれの制御などはかなり難しいのと 各レンガにモーターやソレノイドを付けると結構な電力を 使うのではないかと話をしましたが、どうにか低電力でエコにしたい …というのです。難しいことをやろうとしていて思わず笑ってしまい ましい私は なんでこんな冒険するんですか? と言いましたところデザイナーさんは こういう過酷で誰もやらないものが大好きなんです とのこと(笑) 一緒にた相談を持ち込んでくれた女性も この人変態なんです とのこと(笑) なにか懐かしいにおいを感じました。と共に眠っていたエネルギーが ふつふつと蘇ってきたようにも思えました。 そしてその設計プレゼンが4日後とことで、これは大変だという ことで私のできる限りのアイデアと部品メーカーさんを紹介させて いただきました。 もちろん無償です。 楽しいご相談とエネルギーをいただいたのでお金をもらうなんて あり得ないですよね。こちらが払いたいくらいでした。 そしてそして2日後 その彼女から午後6時半にメッセがはいりまして いま!福岡空港に付きまして紹介していただいた福岡の 部品メーカーさんに車で向かっております! とのこと。 行ったんですか~!と返事しましたら 行動あるのみです と即レスが。 たぶんそのチームは30代前半の建築デザインチームだと 思うのですが、なんとも かっこいい と心を打たれた次第です。彼らには今騒がれている コロナの恐怖 という言葉はありません。なんて言うのでしょうか?思いきり 生きている 青春 というイメージを受けました。 こういう仕事とは何年かして必ず忘れられない思い出と なり財産として残ります。 死ぬ時に、あるいはジジイババアになってから、そうだそうだ コロナ騒動の時に我々はそんなこと

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