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津田大介の「メディアの現場」
2020.3.20(vol.387)
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──Don't lose your temper──
みなさん、こんにちは。津田大介です。
コロナ騒ぎで大変ですが、恐らく最後となるあいちトリエンナーレ関連の宣伝をさ
せてください。
お待たせしていた「あいちトリエンナーレ2019」の公式図録が4月3日に発売されま
す。A4変型判368ページ、973gという超重量級の豪華本になりました。
前半のフルカラー部は通常のカタログで、作品のインスタレーションビューとキュ
レーターなどによる作品解説文が。モノクロの後半は僕とキュレーターの(騒動を
踏まえた)論考に加えて、会期中の貴重なドキュメントや資料を刻々と変化する状
況に応じてたくさん会場に貼られたアーティストたちのステートメントなども収録
しています。
僕が書いた論考は1万字くらい。会期終了直後に岩波書店から発売された『あいちト
リエンナーレ「展示中止」事件』は、かなり事実関係が間違っていたり、歪められ
ている部分があったので、それに対する反論も細かくしています。見ようによって
は、各方面にケンカ売ってるような内容でもあるのですが、事務局からは「意外と
穏当でしたね」と驚かれたりしました(笑)。どんなヤバい人間だと思われている
のか……。
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