ただ、これが大きな経験になったのは、田舎に人が集まったから、
ではありません。黒丸に住む地元民の方々、実は半数以上はたくさん人が
集まりすぎているので恥ずかしがって結局出てこなかったのです。地元で
コーディネートしてくれた方の計らいもあり、彼らのために作った料理を
弁当に詰めてお届けしました。見たこともない料理を目にしたときの反応、
突然の訪問を優しく迎えてくれるその人たちの気持ち、そして、これは
帰京後に聞いたことですが、「初めて食べた味だが、美味しかったとか」
「人生変わったよ!」という感想をいただきました。黒丸の日常生活に、
僕たちが行かなかったら、パクチーは存在しなかったと思います。
ちょっとした縁で僕らがそこに行くことになったことにより、彼らの発想が
変わったとしたら、ものすごい意義のあることではないかと思いました。
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