世銀が予測する中国ゼロ成長
「一帯一路」債務が時限爆弾
米中分断が現実化するリスク
韓国を襲うマイナス成長危機
世界銀行はこれまで、なぜか中国経済について楽観的な予測をしてきた。世銀幹部に中国人が送り込まれてきたので、その影響もあるのだろうと推測してきた。中国は、意図的に国際機関の上層部に中国人を入れて根回し、中国へ有利な判断を引き出してきたからだ。
WHO(世界保健機関)の事務局長は、中国人でないが息のかかった人物を据えて、裏で操縦しているのは明らかである。今回の新型コロナウイルスで、WHOが中国寄りの発言を繰返して批判を浴びている。「スポンサー」中国の意向を代弁したものと見られている。
世銀についても、WHO同様の傾向が見られた。現在の世銀総裁は、トランプ米国大統領の強力支援で就任したいきさつもある。従来のような「中国寄り」姿勢を変えて、厳正中立な立場から中国経済を分析する姿勢が滲み出ている。
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