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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽BCG説の現状▽▲  まず大事な情報から。私はここしばらく、BCG関連のニュースが世界でどう 扱われているかをワッチしています。結論から言うと、世界の動きはちょっと鈍いです。  われわれが名前を知っているような主要メディアはまず扱っていない。辛うじ て今朝、ようやくNYTがロイターの配信を引く形で報じました↓ ※ How an Old Tuberculosis Vaccine Might Help Fight the New Coronavirus https://www.nytimes.com/reuters/2020/04/02/us/02reuters-health-coronavirus-tbvaccine-explainer.html  第三世界のメディアは、先月からぽつぽつと扱っていますが、欧米のメディア の反応は極めて鈍いです。探さないと出て来ない。言うまでも無く日本のマスメ ディアはガン無視状態です。ただ、たとえば自分が全国紙のデスクをやっていて、 こういう情報があるけれど……、と現場からBCGの情報が上がって来たらどう するか? と考えると、記事にはしない。こんな重大な問題で、外した時に責任 の取りようが無い。こういう怪しげな話は、在野でないと追えないネタです。  情報が出てからそろそろ一週間になるわけですが、しかし世界中の医療機関で、 研究も、実際の投与も始まっている。そう遠からずに有効か無効かの意見が出そ ろうでしょう。少なくともこの一週間、それを否定する情報にはお目に掛かって いません。日本がやるべきことは大規模な抗体検査です。その分析と情報で、世 界に貢献できる。  その第三世界のメディアが月替わりの頃に引用していたのが、New York工科大 学が出した下記のリリースです↓。これもちょっと新聞記事みたいな内容で、大 学の研究でそれが解ったという話ではないんですね。 ※ TB Vaccine Could Be a Valuable Weapon in COVID-19 Fight https://www.nyit.edu/box/features/tb_vaccine_could_be_a_valuable_weapon_in_covid_19_fight

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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