【生け贄になった王】
古代琉球では、王に神の助言をする祝女(ノロ)がいました。
祝女(ノロ)とは、神様と直接コンタクトを取れる存在のことです。
世間で言うところの霊能者のような存在ですが、ただの霊能者とは違いました。
一般的な霊能者のことは、ユタとよんでいました。
原因不明の病気や、訳の分からない現象が起こると、琉球ではユタの所に駆けつけてアドバイスをもらい、病気を治したり、屋敷のお祓いをしたりするのです。
琉球には寺も神社も無かったので、庶民は何かの問題が起こると、ユタを頼りにしていました。
その霊能者とは違い、祝女(ノロ)は宇宙意識で世の中を見ていたのです。
ですから、宇宙の理に沿って王に助言をしていたのです。
それが本当の琉球の祝女(ノロ)なのです。
国を豊かにするためには祝女の存在が必須だったのです。
世界的にも、各国の国王に助言していた霊能者の存在は確認されています。
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