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まぐまぐ大賞2016ノンフィクション部門第3位受賞
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伝説の探偵 〜〜2020.04.09
阿部泰尚著
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いじめ自殺事件の第三者委員会といじめ自殺未遂事件の同一項で同時期に起きた2つのいじめ事件の第三者委員会は連絡を取っていたと他の記録にはある。
もちろん、繋がりのある事件であるから、多少の情報共有はあろうが、いじめ自殺未遂事件の方では、私が関わり調査を行い、後発ながらすでに結果が出ている。
しかもこの中では、私も確認しているが、B君への執拗ないじめ行為はいくつも確認することができるのだ。
多くの関係者が、様々な立場でいじめ自殺事件のご遺族といじめ自殺未遂事件の被害者らを分断しようとしてきていた。
もちろん、私も例外ではない。B君のご遺族と連絡を取ろうとしていた私は、複数の関与者から妨害を受け、B君のご遺族は私をどこぞの馬の骨ともわからぬ人物で、問題も引っ掻き回すだけに邪魔者であると助言されていたのだ。
彼らにとって2つの事件が重なり合うことは不都合であり、私のような利害関係を持たず、金や名誉欲で左右されずに、被害者側に立って、真実を浮き彫りにしようとする存在は、ご遺族側を守るべき存在でなければならないものにとっても不都合だったのだ。
それはなぜか!
答えは簡単だ。彼らにとって、この2つの事件は決まったエンドストーリーがあり、暗黙に、そこにすり合わせていくためのキャスト以外は必要なかったからなのだ。
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