- Arcadia Rose -「 K 」のセルフカウンセリング&心理セラピスト講座 上級編
第10回 『悩みや問題解決の構造とプロセスの理解を深める 03』
みなさん、こんちには。
Arcadia Roseの「 K 」です。
この度は『セルフカウンセリング&心理セラピスト講座・上級編』を購読していただきまして、どうもありがとうございます。
前回からの続きで『悩みや問題解決の構造とプロセスの理解を深める 03』です。
今回は、悩みや問題解決の最終ステップ「具体的な正しい解決策の導き出し方」を解説していきます。
どうしたら、より良い解決の為の行動である「行動策」を導き出せるか、ここが問題解決の最終段階としての勝負どころとなります。
がんばりましょう。
それでは、はじめましょう。
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<前回のおさらい>
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前回までの流れを復習しましょう。悩みや問題解決の「手順」は、次のようでした。
1、【結果(現状)の把握】 :悩みと状況を、詳しく把握する
2、【原因(悪い所)を見つける】 :悪いところを見つけ出す
3、【悪い所(思考・行動)を交換する】 :悪いところを改善する
↓
『自分自身の考え方と行動を変える(成長させる)』
↓
4、【具体的な『正しい解決策』を考え実行する】 :解決策を導き出し実行する
「現状」をしっかりと詳しく把握し、その「現状(結果)」から、「原因」となっている「悪い所」を見つけ出します。
そして、その「悪い所」を「自分が成長出来る考え方と行動」に「交換」する。
これが、前回までの、悩みや問題の解決の手順でした。
今回は、4、【具体的な『正しい解決策』を考え実行する】を解説していきます。
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<4、【具体的な『正しい解決策』を考え実行する】>
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それでは、最終ステップ「正しい具体策を実行」を解説していきます。
【1状況把握 → 2悪い所発見 → 3悪い所改善 → 4正しい具体策実行】
前回の講座でのステップ「3悪い所改善」で、母親との関係を改善したいクライエントは「原因と結果の思考法」を使い、1つの「改善策」に辿り着きました。
このケースの「改善策」は、クライエントが【常識の有る、気が利く人になる】でした。
これを達成すれば、クライエントは母親との関係をより良くすることが出来ますので、問題は解決されます。そして、本人も成長することが出来ます。
今回のステップでは、この「改善策」をもとに、「どうしたら、常識の有る、気が利く人になることが出来るのか」を考え、その具体的な「行動」を決めていきます。
実質、ここで導き出した具体的な「行動」を実行することで、悩みや問題が解決に向かうわけです。
「具体的な解決策の行動」ということですので【行動策】とします。
では、どうしたら、クライエントは「常識の有る、気が利く人になる」ことが出来るでしょうか。
悩みや問題の「原因」と「改善策」が判っていれば、この最終ステップでは、それほど難しいことではありません。
ここまで来れば、大抵は常識的なことで、問題を解決することが出来ます。
それでは、このクライエントのケースをもとに、具体的な「行動策」を決める為の4つのコツをお伝えしていきます。
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