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◆「花は燃えんと欲す」by L
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「山青花欲然」
この句に出会った時の衝撃を、生涯忘れることはないでしょう。
有名な杜甫の『絶句』の書き出しは、私の心象風景を一変させました。
~山は青くして、花は燃えんと欲す~
杜甫の世界観によれば、花はただ咲くのではありません。
花が咲くのは「花が自ら燃えたいと欲している」から咲くのです。
この句を知った直後私が目にしたのは、胡瓜の黄色い花でした(笑)が、
あの時の小さな花も、燃えたいと望んだエネルギーによって咲いた。
そう思うと、すべての花草木のなんと愛おしいことよ。
でも何のため?
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