《抜粋》
トランプ大統領は、日本時間で今朝、「新型コロナの感染収束後」
の「経済の再始動のアウトライン」を示して、株式市場を勇気づけ
ています。
大統領が「新型コロナ・パンデミック」に先手を打って、パンデミ
ックをコントロール、コロナ禍を積極的に支配してゆこうとする
「強い意志」は、コロナとの戦時下ではとても正しいものです。
こういう「時の政権」の強い意志と姿勢があればこそ、財務省と中
銀とが協調して発動する「ヘリコプターマネー」も効果を発揮す
るというものです。
ところが、新型コロナはやはり手強い相手であると言うことが、
次第に明らかになってくるのでは無いでしょうか???
トランプ政権が狙う「早期の経済の再始動」は、容易ではないでし
ょう。
人類の「コロナとの戦い」は「長期戦」になるのではないでしょう
か???
一方、人類のコロナとの戦いが長期戦になって、経済の再始動が
なかなか出来きなくて、コロナ不況が長引けば長引くほど、ヘリ
マネ出動は質量共に長引きます。
ヘリマネ出動が長引けば長引くほど、株式市場は実態経済からま
すます乖離して、「不況の中の株高」を演出しやすくなります。
ところが、数年後くらいの「そう遠くない将来」に、人類がコロナ
不況を克服して景気が上向きマネーが急速に回転し始めたならば、
今度は打って変わって「インフレ」が始まって長期金利が上昇、
「スタグフレーション」が始まりそうです。
今現在の「不況の中の株高」は、インフレに火が付くまでの「向こ
う数年間」の「短い命」になる可能性もあります。
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