石川ともひろの永田町早読み!
/ 2020年4月19日発行 /Vol. 396
◆「セクキャバ代議士」は私の高校の先輩ですが、あえて忠告します!
>>新型コロナウイルスの感染拡大で東京都などに「緊急事態宣言」が出され、外出の自粛が呼びかけられる中、新宿・歌舞伎町の「セクシーキャバクラ」と呼ばれる店を利用したとして、立憲民主党は、高井崇志衆議院議員を除籍処分としました。 衆議院比例代表・中国ブロック選出で、立憲民主党の高井氏は、東京都などに「緊急事態宣言」が出されている今月9日の夜間に、新宿・歌舞伎町にある「セクシーキャバクラ」と呼ばれる店を利用し、性的サービスを受けたと「週刊文春」などで報じられました。 高井氏は「軽率な行動をとったことをおわびし、反省している」と話しているということです。 (NHKオンラインより引用)
岡山1区選出の代議士は逢沢一郎代議士。 いつまで経っても大臣になれない代議士と言われて謎の国会議員と思われていたが、昨年、文春砲がさく裂し、「ちくび」というあだ名で、渋谷界隈では有名なデリヘル好きとして知られていたことが暴露された。 大臣に就任したら「一発で辞任」の爆弾を抱えていたことが判明。 大臣になれないのではなく、大臣にならない理由がわかったのである。
逢沢氏が対する相手は立憲民主党の高井代議士。 当選3回の中堅どころだ。 逢沢氏の「ちくび騒動」を追い風に、次の選挙では無党派を引き寄せて小選挙区で勝とうと盛り上がっていたことと思う。 今国会でも安倍総理が打ち出した通称「アベノマスク」について、「466億円かけるなら月間28億枚のマスクが作れます」と主張し、存在感を見せていた矢先だった。 好事魔多しである。
実は高井氏は函館ラサール高校の先輩だ。 私の5期上の先輩であまり交流はなかった。 私のほうが後輩なのに国会議員としては先輩だったので付き合いづらかったのかもしれない。
人となりを知っているわけではないが、岡山県議選に出馬した私の友人から「高井氏からひどい仕打ちを受けた」と聞かされたことはあった。
政治家も人間だ。 時には息抜きも必要だ。 聖人君子ばかりではつまらない世の中になる。 多くの人の気持ちをわかることも大切だ。
新型コロナウイルスをめぐる休業補償の対象について、政府は当初、風俗産業が入らないという方針を示していたが、すぐに撤回となった。 なぜなら多くの生活困窮者が働かざるを得なくて働いているからだ。
しかし、……
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